WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.40 2012年10月発行

現場レポート:保育所におけるアレルギー疾患に関する取り組み

保育所に通う子どもへのアレルギー対応の現状

年々アレルギー疾患を持つ子どもが増えて問題となっていますが、乳幼児期の子どもを預かる保育所においても、対応が一段と難しくなっています。

保育所に通う子どもがかかるおもなアレルギー疾患には、乳児期から問題となるアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、幼児期から次第に増える小児ぜん息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などがあります。なかでも食物アレルギーは、乳幼児期の発症がほとんどのため、保育所で初めてアレルゲンとなる食物に接する場合があったり、食事の回数や種類が多いことなどから、誤食などの事故が起きるおそれがあります。

保育所に通う乳幼児のアレルギー調査※によると、平成20年度1年間に食物アレルギー児の誤食事故は29%の保育所で発生しており、そして食物アレルギー児の10%程度がアナフィラキシーショックを起こす危険性があるとされています。

これらのアレルギー問題に対応するため、厚生労働省から「ガイドライン」が公表され、現在、下記のアドレスからダウンロードできるようになっています。

保育所におけるアレルギー対応ガイドラインダウンロード(外部サイトへ移動します)(PDF:1.67MB)pdf

年齢別食物アレルギーの有病率

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