WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 成人ぜん息 COPDNo.40 2012年10月発行

読者の広場 お答えします! 読者Q&A 聞いてください! ウチのこんなエピソード 教えてください! あなたのしているこんな工夫

お答えします! 読者Q&A

本誌に寄せられているぜん息&COPDに関するさまざまな悩みや疑問に、専門医がわかりやすくお答えします。
読者Q&Aコーナーの質問は、アンケートフォームから

Q 吸入器が変わるたびに吸入補助具を買わなくてはならないのでしょうか?(50代女性)

A スプレータイプ式の吸入薬(p-MDIといいます)は、呼吸のタイミングに合わせて噴霧しなくてはならないので、吸入方法としては比較的むずかしいです。しかし、吸入補助具(スペーサー)を使うと、そのタイミングを合わせる必要がなくなるので、乳幼児はもちろんのこと、吸気が弱い成人や発作で吸入が困難な場合でも吸入することが出来ます。また、吸入補助具を用いた発作薬の吸入では、副作用も少なく安全です。

以前は、吸入補助具は各製薬メーカーが提供していましたが、多様な薬剤に普遍的に併用できるもの、臨床的に検討されているものが推奨されるようになりました(現在も一部吸入薬専用の吸入補助具を提供しているものもあります)。国内で市販されている吸入補助具は、発作吸入薬やステロイド吸入薬など薬剤が違っても、吸入器の口が丸型、楕円型でも、共通で使用できます。吸入補助具には、マスクタイプとマウスピースタイプがあります。口呼吸がしっかりできる方ならマウスピースでよいのですが、発作時に呼吸をコントロールするのは難しいと感じられるのであれば、マスクタイプの方がよいかもしれません。マウスピースタイプにマスクを取り付ければいいものと、別々に購入しなければならないものがあります。吸入補助具の寿命は1年程度といわれてます。自分でどのタイプの吸入方法があっているのかを、購入の都度主治医に相談されるとよいでしょう。

いずれにしても正しい吸入方法、適切なお手入れをしなければ効果は半減しますので、実際に目の前で吸入するところを医師、看護師、薬剤師などに見てもらいながら指導を受けることをおすすめします。

東京都立小児総合医療センター アレルギーエデュケーター 益子育代先生


Q 気管支ぜん息の診断を受けて治療中です。陸上の大会に出場するにあたって、治療薬がドーピングになる可能性はありますか?(18歳男性)

A アトピー性皮膚炎、ぜん息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が、成長とともにさまざまに変化していくことをいいます。

アレルギーマーチは、1970年頃に馬場實医師により提唱された考え方です。アトピー性皮膚炎からぜん息になり、そしてアレルギー性鼻炎を発症するなど、別のアレルギー疾患が同じ人のなかで次から次へと一つの流れのように続いて発症することから、「アレルギーマーチ」と名づけられました。メカニズムについてはまだ不明な点も多く、遺伝的要因、環境要因が複雑に絡み合って発症し、子どもの成長・発育とともに免疫系、神経系、内分泌系、各臓器の成熟度などが変化していくなかで、一部は治っていき、また一部は成人まで持ち越されていくと考えられています。

同愛記念病院小児科部長 山口公一先生


ぜん息・COPDについて相談がある場合は、ぜん息・COPD電話相談室をご利用ください。


聞いてください! ウチのこんなエピソード

うれしかったこと、楽しかったこと、たいへんだったこと、困っていること、失敗談など、ぜん息やCOPDの治療中に身の回りで起こったさまざまなできごとをみんなで話して、気分をスッキリしましょう♪
エピソードの応募は、アンケートフォームから

昔は息子、いまは私がぜん息の治療中(51歳・女性)

すこやかライフを初めて読んだのは、長男が4歳でぜん息と診断されたときでした。現在、その子は成人してぜん息も治り、元気に暮らしています。

それまで、とてもすこやかライフの記事が参考になりました。いまは私がぜん息の治療中のため、参考にさせていただいています。


毎日の吸入・服薬でコントロールできています(44歳・女性)

私はぜん息ですが、吸入・服薬を毎日しっかりやっているためか、いま現在、ほぼ発作もなく、ぜん息をコントロールできているのではないかと思います。

まだまだコントロールできていない人もいると思いますが、いっしょにがんばっていきましょう!


教えてください あなたのしているこんな工夫

ぜん息・COPD治療・管理のために行っている「工夫」をぜひ、教えてください。
私の工夫の投稿は 応募フォームから

あなたが実際に行っている、毎日の吸入を忘れないための工夫や、薬の飲み忘れを防ぐ工夫、 発作をおこさないための工夫、自分なりのぜん息日誌のつけ方など、ぜん息・COPD治療・管理のために行っている「工夫」をぜひ、教えてください。

投稿いただいた内容の中で、役に立つ工夫をこのコーナーで紹介させていただきます。(※) ぜん息やCOPD治療のためには、毎日の自己管理がとても大切。同じ病気を持つ人たちと工夫を共有しましょう。

たとえば……

「毎日の吸入を忘れないように、吸入したらカレンダーにシールを張っている」 「ぜん息日誌に毎日の出来事も書き、日記代わりに使っている」 「発作を起こさないように、冬は必ずマスクをして登校している」

今回は「上手に薬を吸入するための工夫」をお待ちしています!

私の工夫を応募する

※投稿いただいた内容のすべてが、WEB上に掲載されるわけではありません。あらかじめご了承ください。

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