WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 成人ぜん息 COPDすこやかライフNo.41 2013年3月発行

読者の広場 お答えします! 読者Q&A 聞いてください! ウチのこんなエピソード 教えてください! あなたのしているこんな工夫

お答えします! 読者Q&A

本誌に寄せられているぜん息&COPDに関するさまざまな悩みや疑問に、専門医がわかりやすくお答えします。
読者Q&Aコーナーの質問は、アンケートフォームから

Q アスピリンぜん息についてくわしく知りたいです。摂取していいもの、だめなものなどがあれば教えてください。 (35歳男性)

A アスピリンをはじめとする解熱・鎮痛薬によりぜん息発作を起こすぜん息をいいます。消炎の貼付薬や点眼薬のほか、ミントや香辛料(カレー、ソースなどに含有)でも誘発されることがあります。
このぜん息の方は、アスピリンなどの消炎鎮痛剤(解熱や鎮痛に用いる薬)を摂取することでぜん息発作を起こす物質がたくさんつくられ、ぜん息発作を誘発します。成人ぜん息患者の約1割に見られますが、重症例が多く、鎮痛薬を使用する場合はアスピリンとは異なる働き方をする薬を使用するよう、注意する必要があります。
また医薬品以外に、ミントやカレーなどに含まれる香辛料にも誘発物質が含まれています。ミントは練り歯みがきに多く含まれていることから、アスピリンぜん息に気づくきっかけになることがあります。イチゴ、アンズ、ラズベリーなどの果物にも含まれていますが、イチゴ10個でアスピリン内服量の約500分の1程度の量のため、問題のない場合が多いようです。
もし疑うような症状がある場合は、早めに専門医に受診してください。医薬品に含まれる添加物のなかにも症状を引き起こすものがありますので、ぜん息以外の病気で医療機関にかかる場合にも、「アスピリンぜん息」であることを医師や薬剤師に伝えましょう。
小児には少なく、ぜん息がある人すべてに起こるわけではありませんが、鼻茸(鼻ポリープ)のある人や匂いを感じにくい人にアスピリンぜん息が多いことが知られていますので、注意しましょう。
武蔵野大学薬学部教授 山下直美先生

Q アレルギーマーチについて教えてください。(46歳女性)

A アトピー性皮膚炎、ぜん息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が、成長とともにさまざまに変化していくことをいいます。
アレルギーマーチは、1970年頃に馬場實医師により提唱された考え方です。アトピー性皮膚炎からぜん息になり、そしてアレルギー性鼻炎を発症するなど、別のアレルギー疾患が同じ人のなかで次から次へと一つの流れのように続いて発症することから、「アレルギーマーチ」と名づけられました。メカニズムについてはまだ不明な点も多く、遺伝的要因、環境要因が複雑に絡み合って発症し、子どもの成長・発育とともに免疫系、神経系、内分泌系、各臓器の成熟度などが変化していくなかで、一部は治っていき、また一部は成人まで持ち越されていくと考えられています。
この考え方により、1つのアレルギー疾患が見つかったり、アレルギー体質であることがわかった場合、その疾患の治療だけでなく、次に、あるいは新たに発症する可能性のあるアレルギー疾患を予防するさまざまな試みが行われるようになりました。
同愛記念病院小児科部長 山口公一先生

ぜん息・COPDについて相談がある場合は、ぜん息・COPD電話相談室をご利用ください。


聞いてください! ウチのこんなエピソード

うれしかったこと、楽しかったこと、たいへんだったこと、困っていること、失敗談など、ぜん息やCOPDの治療中に身の回りで起こったさまざまなできごとをみんなで話して、気分をスッキリしましょう♪
エピソードの応募は、アンケートフォームから

ぜん息の経験を活かし、看護師の道を目指しています!(54歳・女性)

「すこやかライフ」を10年間、拝読させていただきました。
現在18歳の息子は、2歳と5歳の時に入院を経験し、16歳まで通院していましたが、いまはもうぜん息発作は出ず、うれしいかぎりです。
この春から大学の看護学科に進学します。ぜん息の経験を活かし、医師を助けて患者さんの気持ちのわかるやさしい看護師になってほしいと思います。


水泳と太極拳を習いはじめ、発作が出なくなってきました!(54歳・女性)

息切れがこわく、ずっと非活動的だったのですが、最近ようやく、水泳と太極拳を習いはじめました。
それから発作もあまり出なくなり、いままで「安静にしていた方が発作が出ないのでは?」と考えていたのですが、それが間違っていたのかなと思いはじめています。


教えてください あなたのしているこんな工夫

ぜん息・COPD治療・管理のために行っている「工夫」をぜひ、教えてください。
私の工夫の投稿は 応募フォームから

あなたが実際に行っている、毎日の吸入を忘れないための工夫や、薬の飲み忘れを防ぐ工夫、 発作をおこさないための工夫、自分なりのぜん息日誌のつけ方など、ぜん息・COPD治療・管理のために行っている「工夫」をぜひ、教えてください。

投稿いただいた内容の中で、役に立つ工夫をこのコーナーで紹介させていただきます。(※) ぜん息やCOPD治療のためには、毎日の自己管理がとても大切。同じ病気を持つ人たちと工夫を共有しましょう。

たとえば……

「毎日の吸入を忘れないように、吸入したらカレンダーにシールを張っている」 「ぜん息日誌に毎日の出来事も書き、日記代わりに使っている」 「発作を起こさないように、冬は必ずマスクをして登校している」

今回は「上手に薬を吸入するための工夫」をお待ちしています!

私の工夫を応募する

※投稿いただいた内容のすべてが、WEB上に掲載されるわけではありません。あらかじめご了承ください。

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