WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 成人ぜん息 その他のアレルギーすこやかライフNo.45 2015年3月発行

医療トピックス

知っておきたい食物アレルギーの診断と検査の方法

食物アレルギーの治療においては、「自分で原因食物を判断して除去するのではなく、検査により正しく診断したうえで、原因食物を確定させ、不必要な除去はしないこと」が大切です。

そこで今回は、原因食物を正しく知るための検査方法や診断方法について、藤田保健衛生大学医学部客員教授 宇理須厚雄先生のお話をもとにまとめました。

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お話をうかがった先生

●藤田保健衛生大学医学部 客員教授 宇理須厚雄先生

宇理須 厚雄先生

プロフィール

1974年名古屋大学医学部卒業。79年トヨタ病院小児科、83年米国食品医薬品局(FDA)留学、86年名古屋大学医学部小児科学講座文部教官助手、藤田学園保健衛生大学医学部講師、95年藤田保健衛生大学医学部助教授、同大学坂文種報徳會病院小児科担当を経て、2004年から坂文種報徳會病院小児科教授に。14年から現職。

メッセージ

食物アレルギーの治療は「必要最小限の除去」が基本となってきました。そのためには正確な原因食品の同定が必要であり、正確な原因食物を同定するためには、正しい方法で診断を受けることが重要です。また、検査の数値だけを見るのではなく、その結果をどう評価すればよいのかが大事になります。患者さんやご家族の方の負担が減り、QOLが向上する治療法を選択できるよう、主治医の先生とよく相談しながら治療を進めてください。

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