WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

小児ぜん息 成人ぜん息 その他のアレルギーすこやかライフNo.46 2015年9月発行

トピックス

加工食品のアレルギー表示が変わりました

これまで食品表示のルールは、食品衛生法、健康増進法、JAS法という目的が異なる3つの法律で定められていました。しかし、制度が複雑でわかりにくいこともあったため、よりわかりやすい表示を目指し、3つの法律を統合した新しい法律「食品表示法」が、2015年4月に施行されました。

これに伴い、加工食品のアレルギー表示も見直されました。対象となる品目は、これまでと同じですが、細かなルールが変わっています。

食物アレルギーのある方にとって、食品表示を正しく理解することは誤食を防ぐうえでとても重要です。この機会に理解を深めましょう。

より詳しくは、次のメニューからご覧ください

お話をうかがった方

消費者庁食品表示企画課 課長補佐 丸子 直人さん

丸子 直人さん

メッセージ

食物アレルギーのある方やそのご家族にとっては、健康被害を防ぐという意味で、食品表示はとても大きな役割を果たすものだと思います。すべてのルールを理解していただくのは難しいかもしれませんが、まずは食品表示に関心を持っていただきたいと思います。「おいしい」という理由で商品を購入するのはもちろんですが、表示を確認して商品を選択する際の一助としていただければと思います。

消費者庁では、よりわかりやすいアレルギー表示にしていけるよう、引き続き調査を進め、特定原材料を追加するなどの改善を図っていきたいと考えています。また、現在はアレルギー表示が義務ではない外食についても検討を続けています。みなさんも引き続き食品表示に興味を持ち、ご協力いただければと思います。

このページの先頭へ