WEB版すこやかライフ ぜん息&COPD(慢性閉塞性肺疾患)のための生活情報誌

すこやかライフNo.50 2017年10月発行

COPD現場レポート:「ノルディック・ウォーキングを活用した呼吸リハビリテーション COPD患者さんの身体活動性を改善」

COPDをはじめ各種疾患のリハビリでも活用

ノルディック・ウォーキングは、両手にポールを持ち、地面を突きながら歩くスポーツです。1930年代、北欧でクロスカントリースキー選手のオフシーズンのトレーニングとして始まり、近年ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめとする慢性呼吸不全、糖尿病、パーキンソン病、心臓疾患や骨関節関連疾患などのリハビリテーション(以下、リハビリ)で活用されるようになってきています。

大阪府吹田市の市立吹田市民病院でも、2012年、一般的に呼吸リハビリで行われている歩行訓練にノルディック・ウォーキングを取り入れました。自らノルディック・ウォーキングを実践している呼吸器・アレルギー内科部長の辻文生先生が中心となり、理学療法士、看護師がノルディック・ウォーキングの指導に当たっています。

COPDをはじめ各種疾患のリハビリでも活用
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