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平成29年度地球環境基金助成金助成案件が内定しました。

独立行政法人環境再生保全機構は、国の出資金と民間からの寄付金により基金(地球環境基金)を設け、その運用益と国からの運営費交付金により、国内外の民間団体(NGO・NPO)が開発途上地域又は日本国内で実施する環境保全活動(実践活動、知識の提供・普及、調査研究等)に対し、助成金の交付を行っています。

平成29年度助成金の募集は、継続団体は平成28年11月16日から平成28年12月14日、新規団体は平成28年12月15日から平成29年1月16日にかけて行い、414件、総額約15億2,502万円の交付要望が寄せられました。これに対し、活動の必要性、効果、確実性等を考慮し、地球環境基金運営委員会及び地球環境基金助成専門委員会において厳正な審議を行った結果、別添一覧のとおり、225件、総額6億5,070万円の助成内定団体を決定いたしました。

平成29年度のトピックは、以下のとおりです。

1.助成メニューについて

はじめる助成 採択件数・・・20件 
活動地域の種を育て、地域に根付いた活動を中心に、地域からの環境保全のボトムアップの充実を目指す支援制度
つづける助成 採択件数・・・26件 
地域にねざすことなどを目指してはじめた活動が、継続し、持続的な活動へと定着することを支援する制度
ひろげる助成 採択件数・・・151件
課題解決能力に磨きをかけ、より効果的な活動の展開を実現し団体組織のステップアップを目指すための支援制度
フロントランナー助成 採択件数・・・4件
日本の環境NGO・NPOが中心となり、市民社会に新たなモデルや制度を作るための支援制度
プラットフォーム助成 採択件数・・・3件
日本の環境NGO・NPOが横断的に協働・連携し特定の環境課題を目指す支援制度
復興支援助成 採択件数・・・11件
東日本大震災及び熊本地震の被災地域における環境保全を通じた復興に資する活動への支援制度
特別助成 採択件数・・・2件
東京2020大会の開催に向け、環境面でのレガシー、市民参加による環境保全ムーブメントの創出を目指す支援制度
LOVE BLUE助成  採択件数・・・8件
一般社団法人日本釣用品工業会からの寄付による助成。清掃活動など、水辺の環境保全活動に対する支援制度

2.若手プロジェクトリーダーについて

今後の環境保全活動を担う環境NGO・NPOの若手職員「若手プロジェクトリーダー」に対する支援を平成26年度より開始いたしました。若手プロジェクトリーダーに活動推進費(賃金)を支給するとともに、地球環境基金が主催する研修等を受講してもらうなど、次世代を担う人材育成の支援プログラムとなっています。平成29年度は4期生として10団体10名を採択いたしました。

3.重点配慮事項

採択にあたっては、①地球温暖化防止に資する活動、②生物多様性の保全に資する活動、③循環型社会形成に資する活動、④有害物質による被害防止のための取組、⑤東日本大震災及び熊本地震に関連する環境保全活動を重点配慮事項とし、パートナーシップに基づく環境保全活動、環境・経済・社会の持続可能性を目指した活動、東京2020大会に向けた環境保全活動、国際的視点を持つ活動を重点的に支援することといたしました。

○要望書の採択(総評)についてはこちらをご覧ください。

平成29年度地球環境基金助成金交付要望書の採択について(総評)(PDF、53KB)

○各助成に関する詳細はこちらをご覧ください。

平成29年度地球環境基金内定団体一覧(PDF、298KB)

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