助成について

ラオス北部における住民の持続的な土地森林利用のための森林政策と水源林環境に関する調査・提言活動

活動概要

ラオス国・ウドンムサイ県パクベン郡において、持続的な土地森林利用と保全のための森林資源管理モデルを構築する。住民・行政官の協働による水源林環境の協働調査を実施するとともに、土地森林区分事業の評価を行い、改善するためのフォローアップを行なう。

評価結果

評点:A

現地の社会政治状況や国民性の特徴を十分認識しつつ、住民主体による森林管理や持続可能な土地利用のあり方について調査・政策提言を行うことを目的とした活動である。行政と住民というセクターの連携により、両セクターをエンパワメントすることに成果を挙げている。また、活動の実績を自ら評価し、必要に応じて計画の変更を行うことで目標達成に大きく貢献していることも評価できる。
ラオス国内には類似の自然、社会経済状況に置かれている中山間地地域が多いため、他の地域への実践モデルケースとして展開できる可能性が高い。このため、今後はプロジェクトの自立発展性を高めていく工夫を行っていくことが期待される。


※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。

評点 内容
極めて高く評価できる水準・状況・結果である
ある程度高く評価できる水準・状況・結果である
普通の水準・状況・結果である
やや不満足な水準・状況・結果である
極めて不十分な水準・状況・結果である

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