牛乳パックリサイクル促進を図るため、講習会(4回)と出前授業(6回)をセットにしたものを地域と学校現場を対象に実施。また、過去の講習会開催地域の中から、具体的活動事例を選び、報告会を東京で開催する。
牛乳パックのリサイクル率向上を図るため、全国各地の自治体や乳業メーカー、回収業者、製紙メーカー等多様な主体とのネットワークが形成されている。また、様々な地域で紙すき体験などを取り入れた参加型の講習会を開催するとともに、小学校での出前授業を実施するなど、取組みが着実に広がりを見せており、高く評価できる。
一方、参加者の具体的行動の変化や回収率向上に対する寄与については定量的に把握されておらず、また、講習会開催回数や地域は限定的なものとなっている。
今後、講習会の成果を最新のIT技術等を活用し、講習会に参加できない者へも広く普及させることにより、さらなる発展が期待される。
※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。
評点 | 内容 |
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A | 極めて高く評価できる水準・状況・結果である |
B | ある程度高く評価できる水準・状況・結果である |
C | 普通の水準・状況・結果である |
D | やや不満足な水準・状況・結果である |
E | 極めて不十分な水準・状況・結果である |