2019年度の「若手プロジェクトリーダー研修」は、新たに6期生を迎えてスタートしました。4期生7名、5期生7名、6期生13名を対象とした今年度第二回の研修を、10月29日(火)・30日(水)に国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms(東京)において開催しました。
6期生向け研修
研修のねらい
一般社団法人 日本PMO協会の伊藤大輔氏を講師にお招きし、まずはプロジェクトマネジメントの概要を理解するために必要な基礎知識について講義していただきました。プロジェクト設計の基礎から丁寧に説明してくださいました。「この研修で技術を学び、団体に持ってかえって独自に料理するのは皆さん、プロジェクトを創るのは皆さんです」というお言葉が印象的でした。
次に、1つのプロジェクトを成功させるために必要な要素を学ぶ、マシュマロタワーゲームを体験しました。マシュマロタワーゲームは、乾燥パスタ・テープ・ヒモ・マシュマロをつかって制限時間内にチームで「自立する塔」をつくる、というものです。事前の目標共有、作業の分担、リスク時の対応などを話し合うと同時に、チームワークの重要性についても学ぶことが出来ました。
プロジェクトマネジメントをする上でのノウハウについて講義していただきました。未来の目標に対して計画を立てることやリスク管理、作業分担管理、コスト管理、ステイクホルダーなどを「見える化」するためのツールを紹介していただきました。
2日目は、1日目に学んだプロジェクトマネジメントの手法を、研修生の活動計画の中から3つの事例を選び、体験しました。プロジェクト宣言書の作成や目標像の図視化、リスクの影響度及び対応策、活動計画、作業分担等をチーム毎に作成しました。このワークショップを通じて、研修で得た知識を再確認し、実際に団体に持ち帰った際のイメージを膨らますことができました。
日時 | 2019年10月29日(火)10:00~10月30日(水)15:30 |
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場所 | 国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms |
内容 | 【研修一日目】
【研修二日目】
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講師 |
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大手マーケティングCRM会社勤務後、日本プロジェクトソリューションズ株式会社を立ち上げて独立。現在複数企業を経営。企業研修やセミナーを開催するなど、成果を出すための分かりやすいプロジェクト・マネジメント論を展開している。著書に「担当になったら知っておきたい『プロジェクトマネジメント』実践講座」(日本実業出版社)がある。経営管理修士 (MBA: Master of Business Administration)、米国PMI認定PMP (プロジェクトマネジメント国際資格:Project Management Professional)
【学会・協会・所属団体】 ・日本スポーツ産業学会所属
・日本体育学会所属
スポーツプロジェクトを中心に、アジア大会、リオオリ・パラ大会、平昌オリ・パラ大会などの主要国際大会や東京都地域スポーツ振興事業を歴任。
・講師としてスポーツ団体、大学、企業への研修講義などを経験。また、通訳としてMLBトレーナー講演や東京オリ・パラ大会の事前合宿地・海外視察者などの専属通訳を担当。
・米国大学にてスポーツ医科学を学び、病院では手術後のリハビリテーションを担当。その後の大学では、アスリートへのメディカルサポート等を従事。
・大学院ではリハビリテーションの医科学分野、卒業後はスポーツ社会学分野など研究・活動をし、学会での発表も実績あり。海外発表では、内閣府の文化交流企画にて日本代表として発表。