
令和4年度アレルギー指導研修をオンデマンド形式(事前に収録した動画配信)にて開催いたします。
近年、自己管理によるぜん息、アトピー性皮膚炎等、アレルギー疾患の治療管理の重要性が高まっており、医療従事者は適切な処方や指示を出すだけでなく、患者教育を通して患者やその家族が主体的に自己管理を継続できるよう指導することが求められています。
また、ぜん息やアトピー性皮膚炎の原因のひとつであるアレルギーに関しては、治療や診断法が向上、確立してきているが、併せて患者のアドヒアランスの向上も重要とされています。
継続的に治療に取り組んでもらうためには食物や環境などのアレルギーに対する正しい知識、治療技術を教育、指導することが不可欠であることから、本研修はそのためのアレルギーにおける専門知識と指導技術の向上の一助となることを目的として開催いたします。
なお、開催に当たっては新型コロナウイルス感染症対策としてオンデマンド形式(事前に収録した動画配信)にて実施いたします。
次のア~エのいずれかに該当する者とします。なお、従来は勤務先の自治体又は医療機関等(訪問看護ステーション、介護施設を含む。)の所在地が公害健康被害予防事業対象地域の自治体又はその都府県に限定していたが、今年度は勤務先の自治体又は医療機関等の所在地について地域を限定せず日本全国を対象にします。
①令和4年11月14日(月)~12月14日(水)
②令和5年2月1日(水)~3月2日(木)
無料
講義内容 | 講師 |
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ぜん息発症予防のためのアトピー性皮膚炎・食物アレルギーの基礎知識と患者教育の重要性 |
国立病院機構相模原病院臨床研究 センターアレルギー性疾患研究部 食物アレルギー研究室 室長 佐藤 さくら 先生 |
患者教育のためのアレルギー疾患の基礎知識と指導のポイント(食物アレルギー・アトピー性皮膚炎) |
国立病院機構三重病院臨床研究部 アレルギー疾患治療開発研究室 室長 長尾 みづほ 先生 |
アトピー性皮膚炎における保健指導の実際 |
なすのがはらクリニック 小児アレルギーエデュケーター 益子 育代 先生 |
食物アレルギーにおける栄養指導の実際 |
関東学院大学 栄養学部 管理栄養学科 教授 田中 弥生 先生 |
①令和4年10月17日(月)~11月7日(月)
②令和5年1月5日(木) ~ 1月26日(木)
2の対象者の要件を満たしている方は、以下の申込フォームから必要事項を入力してお申し込みください。
申込フォーム:申込受付は終了いたしました。
研修の全講義を受講し、その後のアンケートに回答した方に対して修了証を発行します。
なお、資格の詳細は、一般社団法人日本小児臨床アレルギー学会のホームページ等を参照してください。