ぜん息などの情報館

Q14 高齢期になって発症したぜん息の注意点は?

A14

高齢になると、肺がんや肺結核、誤嚥性気道障害、 COPD(慢性閉塞性肺疾患)や心疾患ど慢性疾患を合併する人が増えてきます。ぜん息と診断され、治療を開始するにはこうした合併症との識別が必要ですが、実際にはCOPD であるとの識別が困難なことが多いようです。

ぜん息の症状や治療方法は、高齢者でも同様です。ただ、高齢者は吸入薬の吸入が上手にできないことが多いので、スペーサーを使用しましょう。ぜん息の発作治療薬(β2刺激薬、抗コリン薬)は、高血圧や緑内障、前立腺肥大などの合併症を持つ人が使用する場合、注意が必要です。ぜん息でかかる医師と慢性疾患でかかる医師が異なる場合、双方の医師に現在使用している薬を持参し、みせるようにしましょう。ぜん息予防薬の吸入ステロイド薬は全身反応の副作用がありませんから高齢者にも有用です。担当の先生や看護師さん薬剤師さんと一緒に練習して上手に使えるようになって続けてください。

発作は苦しいもの。発作を起こすのではないか、と運動に対し消極的になりがちですが、運動療法はほとんどの呼吸器疾患で適応されています。生活の中で意識的に体を動かす機会をつくりましょう。

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