ぜん息などの情報館

難治性喘息

難治性喘息とは、高用量吸入ステロイド薬に加え各種抗喘息薬を使用しても、喘息が安定化せず、しばしば(連日もしくは頻回に)内服ステロイドの使用が必要な喘息をさす。治療に対するアドヒランスが不良である可能性や各種合併症・併存症の可能性を考慮する必要がある。血清総IgE値が700IU/ml以下のアレルギー喘息患者では、オマリズマブの適応となる場合がある。専門施設に通院中の成人喘息患者の約15%が該当するとされる。

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