2017年10月18日に(特非)トチギ環境未来基地を訪問し、活動状況等をヒアリングさせていただきました。本助成活動では、森林・里山保全のボランティア活動を担う若者を育成し、高齢化や後継者不足に悩む栃木の森林・里山保全団体にマッチングする仕組み作りを行っています。活動の場を求める若者と技術や経験のあるシニア団体が結びつき、県内の森林・里山が持続的に整備されるようになることを目指しています。
若手PL2期生の神さんに活動への抱負をお聞きしました。
「昔は日本人の暮らしの営みの中にあった森林や里山が、ライフスタイルの変遷等と共に生活から乖離してしまいました。
公益的な価値を持つ森林里山ですが、放置され荒れると厄介者になることも多いです。
栃木県では多くのボランティア団体が森林里山保全に取り組んでおり、そういった団体の活動なしには今後の自然環境を保つことは難しいでしょう。
当助成事業では、森林里山ボランティア団体がより継続し自然環境を守っていけるよう、多くの若者と団体を繋ぎ、森林里山保全に貢献していきたいです。」