助成について

命をつなぐPROJECTのビオトープ新設作業

(特非)日本エコロジスト支援協会

活動地域 活動分野
愛知県知多半島臨海部 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ198人
新ビオトープで目撃された在来種のいきもの
4 種
新設後行われた地域住民向け見学イベント
5 回
目標達成度
80%

ビオトープ見学会と環境啓発イベントの様子

成果と工夫したポイント

  • 知多半島臨海部の工業地帯から、生物多様性豊かな土地にするため、新たな水辺ビオトープ1か所が完成した。
  • 環境啓発イベントを通して、地域住民の環境保全活動へのの関心・意欲が高まった。

所在地

〒107-0052
東京都港区赤坂6 - 9 - 5 氷川アネックス2 号館5 階
TEL:03-6234-4983
FAX:03-4983-4981
http://inochipj.sakura.ne.jp/index.php

助成金額

平成26年度 2,200 千円

助成の種類

入門助成
1年目
実践

課題

知多半島にはかつて沢山のため池のある、豊かな里山の風景があった。その風景を取り戻すべく、まずは臨海部工業地帯の人工の土地を舞台に水辺をつなげ、命をつなぐことを課題としている。

目標

  • 既存の水辺を活かして、いきものたちの生活圏をつなげる場所に新たな水辺ビオトープを造りだす。
  • 環境保全活動を地域住民にもフリーペーパーやイベントを通して理解・認識してもらう。

活動内容

  • 全長6 km のグリーンベルトには昨年度までの間に、10か所の貯水池やビオトープが造られてきたが、今年度当協会が1 か所のビオトープを新設し、生態系ネットワークがさらに拡大した。
  • IHIビオトープ計画始動後施工前調査の様子をフリーペーパーVOL.7( 2 万部発行)で発表・報告
  • IHIビオトープ完成後の調査
  • 観察の様子をフリーペーパーVOL.9( 2 万部発行)で発表・報告
  • G R E E N S M I L EFESTA という環境啓発イベントで198名の地域住民のみなさんに来場していただき、家族に一つ配布したアンケートでは、100%のお客さんがまた参加したいと興味を持ってくれた。

達成できたこと

  • 知多半島臨海部の工業地帯から、生物多様性豊かな土地にするため、新たな水辺ビオトープ1 か所が完成した。
  • フリーペーパー( 年4 回各2 万部発行) や、環境啓発イベントを通して、地域住民の環境保全活動への関心・意欲が高まった。
  • 活動の運営に県内の学生を巻き込んだり、県や、市の各自治体や、11社の大企業と協力して様々な活動をすることによって、環境保全活動が一部の有識者が行うことではなく、ひとりひとりが活動できることであることが伝えられた。

達成できなかったこと

メディアを多用し、もっと広域な活動発信ができなかった。また、今年度の目標である、知多半島内陸部への生態系ネットワークのリンクについても今一つ進展がさせられなかった。

今後の展望

まずは知多半島臨海部から内陸部へと続く生態系ネットワークの確立を目指す。また、もっと認知度の高い活動にしていく。


目次

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