外来魚防除を軸とした市民による「水辺の生き物保全活動」の普及

課題

陸水域の生物相に猛威を与えるブラックバス等の外来魚対策が進まないため、水辺の生き物について市民の関心を高め、水辺の生き物が安心して暮らせる環境を保全･復元する活動について普及啓発に努めた。

目標

• 多くの市民（ 3 年間で延べ23,000人を目標）に活動に参加してもらうこと。
• 水辺の生き物保全活動を実践している全国の団体のリストを作成し、それらの団体と連携して活動を普及すること。

活動内容

• 普及啓発活動については、3 年間の累計で、延べ参加団体数1,128団体、延べ活動実施箇所数275か所、延べ参加者数92,987人を達成した。
• 普及広報用冊子として「にぎやかな水辺」を通算8 号発行した。発行部数は毎号2,000部～2,500部。
• 今後の普及啓発に資するため、水辺の生き物保全活動を実践している全国の124団体についてリスト（住所録）を作成した。

達成できたこと

• 普及啓発活動については、実施箇所数で2 倍超、参加者数で4 倍超の実績を残すことができたのは、毎年同じ時期に同じ場所での継続した活動の成果だと思う。
• 普及広報冊子「にぎやかな水辺」については、平成26年度に4 回( 第5 号～第8 号）発行することができた。

達成できなかったこと

「にぎやかな水辺」の第8 号については、年度内に印刷版を間に合わせることができず、ＷＥＢ版の公表になった。印刷版については、自己資金で4 月上旬に発行予定。

今後の展望

水辺の生き物保全活動を実践している団体リストを活用し、それらの団体との連携を深めて一層の普及啓発活動を推進したい。