助成について

ベッコウトンボから学ぶ持続可能な湿地生態系保全プロジェクト「市民参加型の生物多様性調査と自然体験活動による環境教育プログラム」

(特非)おおいた環境保全フォーラム

活動地域 活動分野
大分県大分市 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ720人
イベント満足度
70%
湿地、草地の維持管理延面積
2,400㎡
目標達成度
70%
市民参加型生物多様性調査の状況
市民参加型生物多様性調査の状況

成果と工夫したポイント

ため池を中心とした里山生態系の適正な維持管理に必要な、地域環境の保全システムの持続性可能性を担保するため、地域住民の主体性に重点をおいた、官学民協働による生物多様性保全協議会を地区自治会内に創設した。

所在地

〒870-0901
大分市西新地2 - 6 -50 ライオンズマンション大洲304号室
TEL:097-529-5046
FAX:097-529-5046
http://www9.plala.or.jp/kei_uchida/

助成金額

平成26年度 2,081千円
複数年金額合計 4,881千円

助成の種類

一般助成
2年目
実践

課題

国内希少種「ベッコウトンボ」の生息地保全活動を通じ、生息地の孤立化による絶滅を回避するための移出可能な生態系ネットワーク創出と、地域住民と協働した持続可能な生態系保全システムの構築が重要な課題であった。

活動内容

  1. 生態系ネットワーク構築のための周辺地域半径5 km 範囲の移出可能なため池など の、閉鎖性水域における生息環境の再生と創出活動
  2. 地域住民と協働した持続可能な地域生態系の保全体制の構築と、生態系と生物多様性を学ぶ自然体験を通じた環境教育と啓発活動
  3. 地域住民への環境保全意識の啓発のための、官学民が協働した生物多様性調査と、生物多様性地域セミナーとフォーラムの開催

今後の課題

  1. 今年度事業で創設した地区協議会を次年度は周辺地域に拡大し、地域生物多様性保全協議会の創設し、活動地域の拡充を図る。
  2. 今事業の総決算として、地域環境の保全システムを地域住民にさらに浸透を図るとともに、広域的な広報啓発活動を推進するために全県的な生物多様性シンポジュウムを開催する。

目次

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