助成について

大阪産ニッポンバラタナゴ個体群を保全するための自然再生活動

(特非)ニッポンバラタナゴ高安研究会

活動地域 活動分野
大阪府八尾市高安地域 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ723人
ホームページのページビュー数
36,000ビュー
ニッポンバラタナゴの生息個体数
40,000尾
目標達成度
80%
ふれあい池のドビ流し
ふれあい池のドビ流し

成果と工夫したポイント

自然再生活動で、採集したニッポンバラタナゴは約40000尾であった。また、和綿は合計約15kg 収穫できた。溜池の自然再生するために、伝統的な‶ ドビ流し" を行うとともに、腐葉土を含む山土を投入した。

所在地

〒581-0875- 2
大阪府八尾市郡川4 -28
TEL:072-943-5771
FAX:072-943-5771

助成金額

平成26年度 3,897千円
複数年金額合計 3,897千円

助成の種類

一般助成
1年目
実践

課題

ニッポンバラタナゴは絶滅危惧種とされており保護が必要なため、ため池の伝統的な浄化方法"ドビ流し" を実施した。保護池の"ドビ流し"を持続的に管理するためにモデル農地で無農薬有機栽培の和綿づくりを開始した。

活動内容

高安自然再生協議会を3 回とシンポジウムおよび現地調査団との会談で、高安自然再生活動の全体構想が完成した。その構想に従って、ふれあい池、RE- 1 保護池、久宝寺緑地の心字池で" ドビ流し" を実施した。採集したドブガイの合計が約5000個体、ニッポンバラタナゴは約40000尾であった。また、里地の自然再生において、無農薬有機栽培で、モデル農地で和綿を合計約15kg収穫できた。

今後の課題

ニッポンバラタナゴの保護池を持続的に管理するために、溜池の水を利用する地場農業を活性化する必要がある。地場産業である花卉栽培と稲作を、伝統工芸である河内木綿の和綿づくりと保護池の水を利用したキンタイ(ニッポンバラタナゴ)米のブランド化を行うことで、保護池の伝統的な管理方法"ドビ流し"を継承する。


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