助成について

東ティモール・エルメラ県における地域住民参加型の植樹活動・水源保全活動実施と持続的モデルケースの構築

(特非) APLA

活動地域 活動分野
東ティモール民主共和国 森林保全・緑化
イベント参加者数
延べ200人
メディア掲載回数
2 件
問合せ件数
3 %
目標達成度
30%
保全した水源の上方に植樹を進める
保全した水源の上方に植樹を進める

成果と工夫したポイント

水源保全活動について、「外から持ち込まれた」のではない「自分たちの活動」という認識を持って、約80人もの住民が主体的に参加した。地域住民の関係性の構築、活動地域の慣習の尊重などを意識して行った。

所在地

〒169-0072
東京都新宿区新大久保2 - 4 -15
サンライズ新宿3 階
TEL:03-5273-8160
FAX:03-5273-8667
http://www.apla.jp

助成金額

平成26年度 2,953千円
複数年金額合計 2,953千円

助成の種類

一般助成
1年目
実践

課題

対象地域では、森林伐採による山の保水機能の低下により、雨季の土砂崩れや乾季 の農業/ 生活用水の確保の困難が深刻化。また、コーヒーという単一作物への依存度 が高く、多様性のある森林の保全への関心が低い。

活動内容

  • 地域住民参加型の植樹活動・水源保全活動を実施した。特に子どもたちを積極的に参画させることで、将来的に地域の環境を守る主体としての意識づけにも重点を置いた。
  • アグロフォレストリー(森林農法)を促進し、当該地域の風土・気候に適合し、かつ域内で需要があり継続的に販売できる果実・ナッツ類の植樹や栽培を進めた。そうした果樹類の栽培に関する技術支援のために専門家による実践型ワークショップを開催した。

今後の課題

アグロフォレストリーの促進に関して、実践ワークショップには参加したものの、 具体的な実践にはつながっていないコーヒー生産者が全体の約3 分の2 ほどいる。 2015年度は、すでに主体的に取組みを始めた生産者からの経験共有の場づくりや、現 地スタッフによる継続的な働きかけによって、取組みを後押ししていく。


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