農山村における災害復興と持続可能な地域づくりを目指した「笠原復興支援センター」

課題

平成24年九州北部豪雨災害により、家屋や農林地が大きな被害を受け、人口減少や耕作放棄地の増加が急速に進んでいる。小学校の閉校も重なり、地域力が低下している。

活動内容

• 棚田の保全を目指し、無農薬や減農薬の特別栽培米づくりに、地域農家とともに取り組み、それを推進するための棚田米サポーターを募集する。
• アジアにおける環境保全活動リーダーを育成することを目指し、国内外からボランティアを募り、80日間の長期滞在ボランティアプログラムに取り組む。
• 復興への取組みと持続的な農山村を目指し、企業や大学、自治体などとの連携を促進する復興支援センター立ち上げを目指す。

今後の課題

棚田米農家9 軒それぞれが、無農薬または減農薬の米づくりに取り組むよう後押しする。また、長期滞在ボランティアプログラムへの国内参加者が少ないことが課題であり、農業研修に特化した受入れ等、ニーズに応じた受入れ体制を検討する。