「持続可能な開発のための教育(ESD)」実践評価指標の作成と普及
(特非) 開発教育協会
- イベント参加者数
- 延べ200人
- ふりかえりツール問合せ件数
- 38件
- ワークショップ参加者のうちふりかえりの意義を理解・共感した感想
- 71%
- 目標達成度
- 70%
ふりかえりワークショップの様子
成果と工夫したポイント
自己評価・ふりかえりに積極的な意見やその意義を共有した様子が見られるようになった。「評価」に対して抵抗感が強いことが分かり、用語の使用やワークショップのプログラムでできるだけ抵抗感が減るよう工夫した。
所在地
〒112-0002
東京都文京区小石川2 -17-41 3 階
TEL:03-5844-3630
FAX:03-3818-5940
http://www.dear.or.jp
助成金額
平成26年度 3,300千円
平成25年度 3,100千円
平成24年度 2,400千円
助成の種類
一般助成
3年目
知識の提供・普及啓発
課題
「ESD の10年」終了後も、ESD実践者が自身の実践を改善しながら活動を継続していくには、実践者自身が、自身の実践についてふりかえり・自己評価し、その活動を実践のプロセスに組み込むことが必要である。
目標
- ESD 自己評価指標・ツールを作成し、広く頒布することにより、自己評価の意義と方法が広く認識される。
- 実践者による自己評価を支援することで、実施例が増加する。また評価の継続的な支援体制を構築する。
活動内容
- 評価の先行事例の調査に基づき、自己評価指標・ツール案を作成。その試用を各地のESD 実践者に依頼し、検証・改善を行い、『ふりかえり・自己評価ハンドブック』としてまとめ500部発行した。
- これをもとに、実践現場で活用しやすくなるよう『ふりかえりツールキット』として1000部作成・頒布した。
- また、海外への発信を目的に『A Refl ection and SelfassessmentHandbookfor Practitioners』として英訳し200部発行、頒布した。
- さらに、自己評価・ふりかえりの認識の普及と実践支援のためにワークショップやイベントを8 回開催。延べ200名の参加を得た。
達成できたこと
- ふりかえりワークショップの参加者アンケートから、7 割以上がふりかえりの意義に共感した様子が見られた。
- EU のNGO1600団体によるネットワークCONCORD の開発教育プロジェクトDEEEP 発行のニュースレターで『A Refl ectionand Self-assessment Handbookfor Practitioners』が紹介された。
- 自己評価の継続的な支援体制が構築できた。
達成できなかったこと
- 『 ふりかえりツールキット』を活用したふりかえりの実施例を、あまり収集できなかった。ツールの記入が難しいというコメントがあった。
今後の展望
さまざまなESD の事業と連動させながら、実践者向けにふりかえりの実施支援、環境づくりを行っていく。
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