助成について

携帯電話等小型電子機器と鉱物採掘における環境問題の関係性を示した環境教育教材の開発・実践および普及

(特非) アジア太平洋資料センター(PARC)

活動地域 活動分野
東京都、フィリピン共和国パラワン島、
エクアドル共和国インタグ地方
総合環境教育
イベント参加者数
延べ123人
鉱山開発現場における取材映像
64.7GB
海外における採掘現場の取材日数
23日
目標達成度
30%
先住民族の村で鉱山開発の影響を取材
先住民族の村で鉱山開発の影響を取材

成果と工夫したポイント

フィリピン、エクアドルの現場を訪れ、貴重な映像を60GB(約14時間分)撮影した。継続の年度で、これら映像と携帯電話の製造過程とをつなげることで学生にも身近な問題として感じられる映像教材を作成する。

所在地

〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町1 - 7 -11
TEL:03-5209-3455
FAX:03-5209-3453
http://www.parc-jp.org/

助成金額

平成26年度 4,100千円
複数年金額合計 4,100千円

助成の種類

一般助成
1年目
知識の提供・普及啓発

課題

携帯電話などの小型家電に使用されている鉱物は世界中から仕入れられている。しかし、その採掘現場では環境破壊や人権侵害を起こしている現場も少なくない。そうした事実を日本の消費者に十分に伝える必要がある。

活動内容

私たちが日々使用している小型家電に使われている鉱物のために環境破壊が行われている、あるいは行われようとしていることをつなげて説明する環境教育ビデオを作成し、50ヶ所以上の教育機関延べ1000名以上の学生に問題が伝わることを目指す。また、そのために現場を3 ヶ所以上訪れ、合計30日間程度の取材を行う。映像教材の制作と並行して、各取材ヶ所にまつわる報告会などを通して市民社会への問題の普及啓発にも努める。

今後の課題

  • 映像作品を目標期限までに制作すること
  • 問題が多岐にわたっており、すべてを伝えようとすると作品はとても長くなってしまう。その取捨選択・優先順位づけが課題
  • 作品を制作した後、それを十分に普及させることは次年度以降の活動であるが、様々な工夫をしなければならない

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