自主簡易アセスの普及に向けた支援ツールの開発

課題

環境影響評価制度（アセス）の対象とならない規模や種類の事業について、その環境影響を事前に見積り、住民等との対話に供し、適切な環境保全対策の立案を図ろうとする取組みを支援するソフトの開発を進める。

活動内容

1. 自主簡易アセスの必要性を判断するための「簡易チェック」などのソフトを開発した。
2. 太陽光発電所計画をテストケースとした自主簡易アセスの手法を開発し、試行した。
3. 自主簡易アセスを理解するためのテキストや資料を整備した。
4. これらの開発にあたって延べ12名の専門家よりヒアリングを行うとともに、専門家を招へいして研究会を行った。
5. これらの成果を閲覧・利用できる「自主簡易アセス支援サイト」を開設し、公開した。

今後の課題

1. 支援サイトのコンテンツの一層の拡充を図る（簡易調査手法と環境保全対策の助言機能の充実など）。
2. 実践事例の蓄積（マンション開発や自然エネルギー関係で予定）。
3. 「支援サイト」の環境NGO 分野への紹介と意見の聴取（アンケート調査を予定）。
4. 自主簡易アセスのファシリテーターの育成（ワークショップを予定）。