助成について

防災緑地を地域資源として活用するための環境保全事業

(特非) 勿来まちづくりサポートセンター

活動地域 活動分野
福島県いわき市 東日本大震災関連活動
イベント参加者数
135人
イベント満足度
80%
採取した苗木数
750鉢
目標達成度
80%
岩間町楫取津神社での苗木採取
岩間町楫取津神社での苗木採取

成果と工夫したポイント

  • 防災緑地利活用検討委員会に専門分野の大学教授4 名と学生の参加で質の高い利活用を図るため10回の会議を開催した。
  • 先例地視察に2 名の学生の参加で多様な意見を取り入れると同時に人材育成に力を入れた。

所在地

〒974-8223
福島県いわき市佐糠町東1 -19- 5
TEL:0246-63-5055
FAX:0246-63-5056
http://nakoso.net/

助成金額

平成26年度 2,500千円
複数年金額合計 2,500千円

助成の種類

復興支援助成
1年目
実践

課題

福島県いわき市岩間町の被災地では、防潮堤の嵩上げとともに防災緑地が計画され、県によるワークショップが開催されたが、維持管理を地元に託したい県と、離散したため住民が減る岩間町住民との間で取組み方に大きな隔たりがある。

活動内容

  • 防災緑地に植樹する樹木を生態系の保全の観点から地元の苗木とし、ドングリ採取を地元住民に手伝っていただいた。
  • 防災緑地利活用検討委員会を立上げ、地元の各団体や行政の担当者、アドバイザーの出席で会議を継続して開催した。
  • 自然災害の先例地を視察し、地域や関係者がどのように関わってきたかを学んだ。
  • 防災緑地がどのような施設になるのか、学生の技術を活かし3 D 画像で作成した。

今後の課題

防災緑地には津波で破壊された防潮堤を震災遺構として保存してある。同時に当時の新聞や多くの資料を保存してあるので、その活用と効果についても資料館を持つ先例地から学びたい。また、地域の子どもたちに里親として苗木採取と生育に参加してもらい、植樹後も将来に渡り苗木の成長と維持管理に関わってもらうための効果的な手法を検討する。


目次

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