隠岐ジオパークツアーデスクへ訪問しました。

平成２８年９月２７日（火）、隠岐ジオパークツアーデスク（島根県　隠岐郡）へ訪問しました。当団体は、地球環境基金入門助成を活用して、隠岐の島町都万地区塩の浜における海岸漂着物の清掃活動やイベント企画を行う人材グループの育成に取り組んでいます。

この活動の背景には、島内の過疎化、少子高齢化、雇用の減少など、様々な問題があります。当団体ではまず、砂浜に人が集まる環境づくりが重要だと考え、国立公園にも指定されている隠岐の島の大きな魅力である「自然」を保護活用する取り組みを行うことで、地域住民が地元の自然に対して愛着を持ち、現在の課題となっている観光客の受け入れ態勢構築へと繋げていきたいと考えたそうです。

この活動を担当している斎藤氏は、「美しい自然環境を阻害している海岸漂着物を取り除きたいのですが、清掃活動だけでは企画として弱いので、シーカヤックや海の学習の要素を取り入れました。地域の自然について学ぶ企画、それを美化する企画、それを楽しむ企画のバランスが取れるように考慮しています。」と語ってくださいました。