助成について

石油から植物への転換~バイオマス市民リーダー養成事業

活動概要

国内外のバイオマス事例の調査、LCAに基づく定量評価及び普及冊子作成を昨年に引き続き行う。また、市民リーダー養成講座「バイオマス・スクール」(バイオマス概論、伝統素材の利用事例、先進的な取組み、現場研修で構成)を全国で10箇所計500名の養成を目指す。

評価結果

評点:B

バイオマス資源をエネルギーとして利用するだけではなく、藁、葦、竹など日本各地に潜在する地域独自の素材を利用し、生活と環境を結びつける姿勢は評価できる。また、自然素材に関するアンケート調査によるニーズ把握、海外事例の啓発、バイオマスの技術や情報の蓄積と情報公開など、目的を遂行するための確実な手法を採用し実施していることも評価できる。
一方、現在ではバイオエタノールの世界的高騰など新たな問題も発生しつつあり、今後の展開も含めた課題の抽出や組織戦略の明確化を行う必要がある。
今後、将来の方向性、現在の他組織との連携を強化することで、さらなる展開が期待される。


※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。

評点 内容
極めて高く評価できる水準・状況・結果である
ある程度高く評価できる水準・状況・結果である
普通の水準・状況・結果である
やや不満足な水準・状況・結果である
極めて不十分な水準・状況・結果である

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