水俣地域及び水俣病関連の写真を整理・ファイルし、データベース化する。また、インターネット上で写真検索できるシステムを構築し、広くインターネットを通じて公開する。
水俣病公式確認50年という節目の年の前後に、公害の原点と言われる「水俣病」関連資料のデータベース化を行う活動である。膨大な写真や資料、新聞記事等について、一般市民が広く活用しやすい環境を整える本事業の目的は、必要性が高く妥当性も十分にある。ホームページへのアクセス数や子ども用のホームページの活用などからも、着実に一般市民や社会から反響を得て大きな成果を上げていると評価できる。
一方、インターネットによる検索システムの構築は安定性が十分でなく、システムの技術的トラブルなどの課題もある。
今後、利用のためのシステムの安定性や確実性を一層高めることにより、さらなる展開が期待される。
※評点について:評点は、下記の5段階評価としています。
評点 | 内容 |
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A | 極めて高く評価できる水準・状況・結果である |
B | ある程度高く評価できる水準・状況・結果である |
C | 普通の水準・状況・結果である |
D | やや不満足な水準・状況・結果である |
E | 極めて不十分な水準・状況・結果である |