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光化学オキシダントの概要、年平均値の推移

光化学オキシダントの概要

物質名 光化学オキシダント
物質の概要 光化学オキシダントとは、オゾン、パーオキシアセチルナイトレート(PAN)、アルデヒド等の光化学反応により生成される酸化性物質(中性ヨウ化カリウム水溶液からヨウ素を遊離するものに限り、二酸化窒素を除く)であり、90%以上がオゾンである。
主な発生源 NOxと非メタン炭化水素による二次生成物
健康影響 粘膜への刺激、呼吸器への影響がある。
環境基準 1時間値が0.06ppm以下であること。
測定方法 中性ヨウ化カリウム溶液を用いる吸光光度法若しくは電量法、紫外線吸収法又はエチレンを用いる方法
環境基準 達成状況 環境基準達成率は、一般局、自排局ともに0%であり、達成状況は依然として極めて低い水準となっています(平成21年度 一般局:0.1%、自排局:0%)。
また、昼間の日最高1時間値の年平均値については、近年漸増しています。
なお、「光化学オキシダント調査検討会」(平成23年8月設置)において、今後必要とされる対策を見据えた調査研究のあり方について平成24年3月末までに取りまとめる予定です。(環境省・平成24年2月24日報道発表)

光化学オキシダント濃度の年平均値(昼間の日最高1時間値の年平均値)の推移

<図表>光化学オキシダント濃度の年平均値(昼間の日最高1時間値の年平均値)の推移

環境省・平成24年2月24日報道発表(平成22年度大気汚染状況について)

光化学オキシダント濃度の年平均値の推移
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