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公害健康被害者の推移

公害健康被害者(第一種地域:気管支ぜん息など)の認定

<指定疾病の認定>
気管支ぜん息等を罹患した者からの申請  
     都道府県知事等が医学的資料に基づき公害健康被害認定審査会の意見を聞いて決定
       ※ 認定更新:ぜん息性気管支炎(2年)、その他の3疾病(3年)
<認定要件>
気管支ぜん息等の疾病は、大気汚染が気管支ぜん息等の疾病の原因であるかどうかを問わず、
  1) 大気汚染が著しく、気管支ぜん息等の疾病が多発している地域(指定地域)に、
  2) 一定期間以上居住又は通勤(曝露要件)し、
  3) 一定の疾病(指定疾病)に、
かかっていれば、大気汚染の影響により疾病にかかったものとみなして認定

認定について

認定患者の状況(第一種地域:気管支ぜん息など)

<認定患者の推移>


  ○ 1974年(昭和49年)9月に12地域の指定が行われて以降、順次指定が行われ1978年(昭和53年)
    6月までに41地域が指定
  ○ 地域指定の拡大に伴い、1974年度(昭和49年度)は19,281人の認定患者数は1979年度
    (1979年度(昭和54年度))には77,493人の4倍となる
  ○ 認定患者のピークは、制度改正(指定地域の解除)直後の1988年(昭和63年)7月で110,074人
公害健康被害補償法施行後から1988年(昭和63年)までの認定患者数の推移

認定患者の状況(第二種地域:水俣病・イタイイタイ病など)

認定患者の状況(第二種地域:水俣病・イタイイタイ病など)
 ○ 制度発足後、認定患者数は増加したが、1982年度(昭和57年度)をピーク(2,082人)に年々減少
第二種地域:水俣病・イタイイタイ病などの認定患者数の推移

 

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