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てるはの森の会へ訪問しました。

(一社)てるはの森の会の事務所に訪問しました。こちらの団体は、ユネスコエコパークとして登録された綾町の緩衝地域に生息しているヤマビルの分布調査を行い、生息エリアが拡大しないような対応策を検討しています。
 研究者や研究機関と連携し、住民参加で調査研究・実践を行うことで現状の課題の解決と今後の他のエリアへのモデルとなる事業を展開し、自然と人間が共生できる地域づくりを目指しています。

若手PLから一言 ※ 若手PL(プロジェクトリーダー)とは

「当会が活動する宮崎県綾町の奥山では、照葉樹林を保護・復元し、緑の回廊をつくる官民協働プロジェクト「綾の照葉樹林プロジェクト」がおこなわれている。自然萌芽による復元を目指す100年単位のプロジェクトであり、後世にわたり引き継がれていくためには、子どもたちの郷土愛を育むこと、多くの市民に興味関心を寄せ続けてもらうことが必要である。綾の森に愛着を育てるためにも環境教育を進めることが不可欠であるが、1年のうち3分の2以上の期間、ヤマビルの吸血被害のため入山しづらい状況にある。そこで、本事業を活用してヤマビル生息状況や被害状況の把握と、必要に応じた対策の検討、調査や対策を実施するための協働体制の構築をし、ヤマビル被害が減少し1年を通して環境教育に取り組める森になるよう対策を進めたい。」

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