助成について

事前目標共有

事前目標共有について

  • 事前目標共有は、助成活動の達成水準を明確にし、団体、専門委員、地球環境基金の三者が活動の目標を共有するために実施しています。
  • 3年以上を計画している活動の初年度に、団体より提出される要望書に記載された上位目標、成果目標(アウトカム)及び実施目標(アウトプット)を、助成専門委員と地球環境基金が確認し、必要に応じて、修正のアドバイスを行い、団体に交付申請書の記載に反映してもらいます。
  1. 目標設定(アウトカム、アウトプット設定)の評価
    助成専門委員(審査分科会委員)が、新規活動として内定された団体の要望書の目標設定(アウトカム、アウトプット設定)について確認を行い、コメントシートに評価を記載します。
  2. コメントのフィードバック
    このコメントを、4月に実施する内定団体説明会において地球環境基金スタッフから団体にフィードバックし、目標の合意形成を図ります。コメントでは、具体的な修正案も示すこともあります。
  3. 交付申請書に反映
    団体は、フィードバックのあった内容を交付申請書の記載に反映させ、目標設定の質を向上させるとともに、最終的な目標をより明確化、具体化します。

事前目標共有(Planの評価)

  • 要望書の記載間違いが多いのが、アウトカムの欄にアウトプットを記載してしまう事例です。
    具体的に修正案を提示して、団体内で議論してもらい、申請書に反映してもらいます。
  • 何を活動で達成しようとしているのか、団体と地球環境基金で「目指す方向性」を合わせることで、作戦の質を向上していきます。
  • 「良い作戦でないと良い結果はでない」ため、この事前目標共有を重視しています。
    ・あいまいな目標設定の修正
    ・目標を達成するための論理的な作戦づくり≒評価計画

評価項目

  審査項目
アウトカム ・上位目標を達成するため、アウトカムの設定は目的手段の関係として的確であるか。
・アウトカムの達成度を具体的に測る上で、評価指標の設定が妥当か。
・評価指標が客観的かつ具体的であるか。
・評価指標が準備段階での調査の上、設定されたものであるか。
アウトプット ・アウトカムを達成するために、アウトプットが必要であり、その設定が的確であるか。
・アウトプットの達成度を具体的に測る上で、評価指標の設定が妥当か。
・評価指標が客観的かつ具体的であるか。
・評価指標が準備段階での調査の上、設定されたものであるか。
活動計画 ・アウトカムを達成するために、活動計画が戦略として妥当か。
・団体の専門力や組織力の強化が図られることは期待されるか。
・団体の実施体制は適正か。組織の基礎情報は確認できたか。
・活動に必要な資源(助成金を利用した経費等)に無駄がないか。

要望書様式の構造(ロジックモデル)

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