記録で見る大気汚染と裁判
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倉敷公害訴訟

報告書

1960年代~1970年代の公害被害の実態はどの様なものであったか、公害に対し住民はどの様に考え、立ち向かっていったのかを知ることのできる資料です。
こちらで紹介している資料は、倉敷公害裁判の書証として裁判所へ提出されました。

『公害にいどむ 水島コンビナートとある医師とのたたかい』

本書は、水島協同病院の医師である著者が、日々の公害患者達の診察をとおして、水島の公害患者の実態および、水島の公害の歴史を記述したもので、コンビナート公害の実態を記録しています。
作成年
1970年8月30日
作成者
丸屋博
公害にいどむ

『水島からのレポート』

本書は、水島において公害医療にとりくむ協同病院が、水島の公害被害の歴史を記述し、公害反対闘争の歴史をまとめたものです。
作成年
1976年10月11日
作成者
協同病院公害対策委員会
水島からのレポート

『水島臨海工業地帯に隣接する「地区住民の生活の実態と将来」に関する総合的調査報告 倉敷市 呼松・松江・高島地区の事例』

本書は、倉敷市より委託を受けた東京教育大学中野卓教授ら地域生活研究会が行った調査で、倉敷市水島コンビナートに隣接する三地区の住民を対象におこなわれました。聞き取り調査の内容は「生活上における被害と不安について」「居住地移転」「仕事」「今後の生活設計について」「公害問題」などで、環境悪化の著しい地域に住む住民の生活や思いをうかがい知ることができます。
作成年
1972年8月8日発行
作成者
地域生活研究会
水島臨海工業地帯に隣接する「地区住民の生活の実態と将来」に関する総合的調査報告