記録で見る大気汚染と裁判

西淀川大気汚染公害裁判

準備書面
気象

気象

被告企業の工場の煙突から排出される煤煙が、西淀川地域に飛んできているかどうかを争いました。
1次訴訟
立場 表題 内容
原告 原告最終準備書面(補充書第1分冊)
―侵害行為・因果関係―
西淀川の大気汚染は「産業型汚染」であり、主要な汚染源は大排出源である被告企業らである。
被告
(企業)
準備書面【被告会社共通(6)】 大量排出=大量到達ではない。また西淀川区周辺の地域的特性と大阪平野の地形的・気象的特性を検討すると、西淀川の大気汚染は様々な規模の工場と移動発生源の微小な寄与の集積である「都市型複合汚染」であり、被告らを含む大発生源は汚染の主因者でないことは明らかと主張。
2縲鰀4次訴訟
立場 表題 内容
原告 原告最終準備書面(4)
―到達の因果関係補充―
被告企業らの大気汚染物質の排出量と、西淀川地域に占める割合を立証した上で、被告企業らの排出がなければ西淀川の大気汚染公害は発生しなかったと主張。
被告
(企業)
準備書面【被告会社共通(11)
【―到達の因果関係に関する再説―】
原告らの、被告企業らを主要汚染源とする主張は、中小汚染源の影響を無視しており、都市型複合汚染である西淀川の大気汚染について被告企業らの寄与率は微小であると主張。
準備書面をはじめとした西淀川公害裁判記録は西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)にて閲覧できます。
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