ぜん息などの情報館

【実践編】呼吸を楽にする姿勢(パニックコントロール)

目的と効果

・日常生活の動作の工夫や呼吸方法で息苦しさをコントロールしていても、どうしても息切れが強くなってしまったときにあわてないように、息切れを楽にする姿勢を知っておきましょう。

寝ているとき

仰向けのとき

大きめの枕、クッション、掛け布団などを利用して頭をあげ、膝を曲げられる姿勢をとりましょう。 ・仰向けのときは、頭をあげ、膝を曲げると楽になります。
・大きめの枕、クッション、掛け布団などを利用して頭をあげ、膝を曲げられる姿勢をとりましょう。


横向きのとき

横向きのときは、枕やクッションを利用して、苦しくない向きで姿勢を安定させましょう。・横向きのときは、枕やクッションを利用して、苦しくない向きで姿勢を安定させましょう。

※姿勢がとれたら、手足の力を抜き、リラックスして口すぼめ呼吸をしましょう。

座っているとき

テーブルや机があるとき

テーブルや机などがあるときは、腕をのせ、ひじをついて安定させます。

・テーブルや机などがあるときは、腕をのせ、ひじをついて安定させます。

・テーブルや机の上に柔らかいものを置き、うつぶせの姿勢をとりましょう。


イスしかないとき

両手または両ひじを膝の上にのせ、安定させます。

・両手または両ひじを膝の上にのせ、安定させます。

・両足はしっかりと床につけ、安定させます。


立っているとき

台があるとき

胸の高さぐらいの台などがある場合は、腕をのせ、ひじをついて安定させます。

・胸の高さぐらいの台などがある場合は、腕をのせ、ひじをついて安定させます。


台がないとき①

壁に背中をもたれさせ、頭をさげます。両手を膝の上にのせ、安定させます。

・壁に背中をもたれさせ、頭をさげます。両手を膝の上にのせ、安定させます。


ワンポイント・アドバイス

自分にとって楽な姿勢をみつける
座っているときは、前にもたれかかるよりも、背もたれにもたれかかった方が楽という場合もあります。自分にとって楽な姿勢をとり、口すぼめ呼吸をおこないましょう。

台がないとき②

壁に背中をもたれさせ、頭をさげます。両手を膝の上にのせ、安定させます。

・壁に両手を重ね、両腕を安定させます。両手の上に額または頭をおき、壁によりかかります。

・壁におく手が高すぎると息苦しさが増すので、気をつけましょう。


それでも息切れが楽にならないとき

・息苦しくなったときは、楽な姿勢をとり、無理をせず、周りの人に助けを求めましょう。座る場所を探してもらったり、病院に連絡をしてもらったり、早期に対応できるようにしましょう。


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