助成について

妙高地域のホタル再生と外来植物オオハンゴンソウの防除活動(オオハンゴンソウ:大反魂草、学名:Rudbeckia laciniata

(特非)e-myoko

活動地域 活動分野
新潟県妙高市 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ630人
イベント満足度
100%
オオハンゴンソウ駆除
770キロ
目標達成度
100%

国立公園内オオハンゴンソウ駆除活動 ( 8 月)

成果と工夫したポイント

オオハンゴンソウ駆除総数770キロ。これを達成できたのは、行政や環境活動団体と連携し、啓蒙チラシを配布し、ポスターを市内各地に掲示したことで、多くの協力ボランティアの参加が実現できたからである。

所在地

〒150-0002 
東京都渋谷区渋谷2 -12-19
東建インターナショナル3 階 新東産業(株)内
TEL:03-5778-4241 FAX:03-5778-4242
http://www.e-myoko.jp

助成金額

平成26年度 1,600千円

助成の種類

入門助成
1年目
実践

課題

妙高高原で消えかかっていたホタルを再生、育成するのが課題。学校での説明や学習だけでなく、外来生物と在来生物との関係について啓蒙し、さらに実際の分布状況を調査し、分布地図をつくる。

目標

ホタルの安定的な生息、オオハンゴンソウの繁茂防止が目標だった。それらをきっかけに妙高地域の自然環境の保全を目指していた。市民の啓蒙を通じて、活動を展開することがe-myokoの目標だった。

活動内容

7月26日にホタル育成地の下草刈りを行う。8 月31日グリ石2 立法メートル(約2 トン)を川底に敷き詰めた。子どもたちからホタルの絵を募集、10月4 日妙高市「街祭」にて展示、優秀作品を表彰した。オオハンゴンソウ駆除は8 月1 日・27日に市役所環境生活課、環境省自然観察官、妙高高原ビジターセンター館長、観光協会会長らが参加。当会からは1 日9 名、27日6 名が参加。8 月1 日は50名でいもり池周辺にて330キロ、27日は笹ヶ峰にて60名で360キロ、31日は当会メンバーのみで80キロを駆除。12月に活動報告書を1000部作成し、市役所、中学校高校に配布。2 月18日妙高市市民支援センターにて活動報告を行う。

達成できたこと

ホタルの生息が安定し、オオハンゴンソウも計770キロ駆除できた。
 妙高市内や小学校でチラシを配布し、ポスターを掲示し、またメディアにも幾度も取り上げられたことによって、特定外来生物オオハンゴンソウの情報や当会の活動を、妙高市民に広く知ってもらえた。そして、今まで関心がなかった「環境保護」に市民が参加する契機となった。

達成できなかったこと

大変残念なことは、オオハンゴンソウの科学的に有効な駆除方法がない点である。そのため根本的に絶滅させることができないことがもどかしく、駆除の研究成果が待たれる。

今後の展望

地元市民の意識が高い間に、その環境カレンダーのイベントとしてオオハンゴンソウ駆除とホタル育成活動、ホタル観賞などを組み入れ、今後も活動を粘り強く継続していく。


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