助成について

日本海の海洋生物多様性の保全に向けた地域ネットワークの構築

公益財団法人 環日本海環境協力センター

活動地域 活動分野
日本海 自然保護・保全・復元
イベント参加者数
延べ37人
イベント満足度
100%
メディア掲載回数
2 回
目標達成度
90%
平成25年度の連絡会議の様子
平成25年度の連絡会議の様子

成果と工夫したポイント

当初は4 機関で始まったネットワークが、最終的には10機関が参加するネットワークへと成長した。
 5 組13名の参加を得て観察会を開催した。

所在地

〒930-0856
富山県富山市牛島新町5 - 5  タワー111 6 階
TEL:076-445-1571
FAX:076-445-1581
http://www.npec.or.jp/index.html

助成金額

平成26年度 1,500千円
平成25年度 1,536千円
平成24年度 770千円

助成の種類

一般助成
3年目
調査研究

課題

  • 太平洋側と比べて日本海側は海や海洋生物と触れ合う場が限られていること
  • 海洋生物多様性に関する情報が少ないこと

目標

日本海側で海洋生物多様性の保全や環境教育に係わる機関によるネットワークを構築し、情報交換の活性化、活動の促進を通じて、日本海の海洋生物多様性の保全に資すること

活動内容

活動初年度に富山、石川、福井の北陸3 県の関係機関で立ち上げた日本海海洋生物多様性保全ネットワークに、日本海側各地で海洋生物多様性に係わる活動に携わる機関の参加を得て、北海道から山口県まで日本海側、さらに対岸のロシアからも参加を得るなど、日本海全体をカバーするネットワークを構築した。年1 回、関係者らが集まって情報交換、意見交換を行う連絡会議を開催し、各機関の取組みの活性化や連携を図った。
富山県内においては、市民や子供たちが参加できる新たな環境教育プログラムとして、富山湾海岸いきもの観察会を魚津水族館と連携して開催する体制を整え、助成3 年目には高岡市の雨晴海岸で開催した。

達成できたこと

日本海の北は北海道から南は山口まで、環境の異なる南北を広く網羅するネットワークを構築できた。特に、日本海の入り口である山口県と、出口となる北海道の機関の参加を得たことは、今後日本海の変化を知る上で意義のあることである。
富山県内で海洋生物多様性に関するプログラムを提供できるようになったことは、県内の海洋生物多様性に関する理解の促進や保全活動の活性化につながるものであり、今後の更なる発展を目指す。

達成できなかったこと

海外とのネットワークに関して、当初は韓国からの参加も予定していた。しかし、様々な理由から韓国内で同様の活動に取り組む機関が見つからず、参加が得られなかった。

今後の展望

今後は本ネットワークを活用した実践活動、共同調査に取り組むとともに、日本海側の活動の活性化、情報の蓄積に努めたい。


目次

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