活動地域 | 活動分野 |
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高知県高岡郡四万十町 | 自然保護・保全・復元 |
地域から寄せられた生物の情報をもとに、積極的に現地に出かけ絶滅危惧種のクマタカの場合、動物園などの協力を得て10ヶ月後に放鳥を実現した。その他、保護後に死亡したセグロアジサシの剥製等を15点作成した。
〒781-0270
高知県高知市長浜4964-11
TEL:088-841-5400
http://wwwd.pikara.ne.jp/ecotrust/
平成26年度 3,046千円
平成25年度 3,178千円
平成24年度 3,064千円
一般助成
3年目
実践
地域に博物館などの生物多様性について情報収集するための施設や生物調査、環境教育を行う民間団体がなく、ヤイロチョウなど多様な生物の保護区をつくる活動のPR をしたり、会員や支援者を増やす必要があった。
ヤイロチョウなど「野生生物募集」や「エコツアーガイド養成講座受講者募集」のポスターやチラシを2 万枚以上作成し、地域の新聞・広報誌に折り込んだり、全国的なイベント等で関係団体や来訪者に配布した。また、「親子エコスクール」などの環境教育の様子は地域のケーブルテレビなどで5 回以上放映された。国内外での情報収集や交流会では、類似の団体や専門家と交流した他、活動のPR も行った。この他、生物多様性の町づくり検討委員会などの活動もすべて当協会の会報誌『森のしずく』を各1000部以上(毎年4 回発行)、延べ12,000部以上告知・報告した他、ホームページやブログやフェイスブックなどでも紹介した。
ヤイロチョウは越冬地が不明な渡り鳥なため、国内外の研究者とネットワーク作りが必要だが、専門性の高いスタッフを確保できなかったためネットワーク作りができなかった。
検討委員会で論議されたが、当協会が優先的に取り組むべき課題は、トラストで取得した森のうち、人工林をヤイロチョウの生息可能な自然林に再生していくことと考える。