インド・ウッタル・プラデーシュ州における気候に配慮した持続可能な農法の採用による、少数派コミュニティの食料安全保障強化活動
South Asian Network for Social & Agricultural Development( SANSAD)
活動地域 |
活動分野 |
インド・ウッタル・プラデーシュ州 |
環境保全型農業等 |
- イベント参加者数
- 延べ950人
- イベント満足度
- 90%
- メディア掲載回数
- 10回
- 目標達成度
- 30%
自分の農地で有機野菜を育てる研修受講生
成果と工夫したポイント
- 研修受講者の3 ~ 4 割が自分の土地で有機農法を実践し、4 ~ 5 割が学んだ知識や技能を周囲の人たちにも伝えている。
- 研修参加者の多くが家庭で有機肥料・殺虫剤を実践し、農業投入コストを大幅に削減した。
所在地
B-38, upper ground floor, Freedom Fighters
Enclave, Ignou Road, New Delhi -110068, India
TEL:91-11-29534647
FAX:91-11-29531348
http://www.sansad.org.in/
助成金額
平成26年度 6,000千円
複数年金額合計 6,000千円
助成の種類
一般助成
1年目
知識の提供・普及啓発
課題
化学肥料及び殺虫剤の大量使用により、農業コストは大きく上昇した一方、土地の疲弊によって収益が頭打ちになっており、インドの農民は疲れ切っている。そこで、有機農業研修の実施と意識啓発を行うこととした。
活動内容
- 有機農業研修を提供する講師を25名養成した。
- 農民対象研修を3 村で実施し、200名以上の参加を得た。
- パンフレット(2,000部)、リーフレット( 4 種類、各1,000部)、壁画スローガン(1,200ヶ所超)、有機農法マニュアル(1,000部)を通じて意識啓発を行なった。
- 農業者会議を実施し、500名の一般農民参加者を得た。地方行政、NGO、農業大学等が実施に協力した。
今後の課題
- 初年度研修受講者の有機農法実践率を上げていくため、丁寧なフォローアップを行う。
- 新たに20村を対象に選定し、農民対象研修を実施する。
- 一般民衆対象の、有機農業に対する意識啓発活動を、新対象村でも実施する。
目次