助成について

インドネシア国・西ジャワ州バンドン市の低所得者層コミニュティにおける汚水・汚泥の適正処理とリサイクル推進に向けたサステイナブル・ナレッジハブ活動

任意団体 日本・インドネシア水環境・衛生改善推進協議会

活動地域 活動分野
インドネシア共和国 西ジャワ州バンドン市 循環型社会形成
イベント参加者数
延べ70人
食品廃棄物の分別排出に関する住民の意識
49%
食品廃棄物の分別排出に関する事業者の意識
91%
目標達成度
70%
日本側のバンドン訪問(ワークショップ@バンドン)
日本側のバンドン訪問(ワークショップ@バンドン)

成果と工夫したポイント

活動内容の 1. は、平成26年度までにほぼ終了。メタン発酵処理のモデルプラントの設計に当たっては、日本の技術や仕組みをベースとしながらも、地元の気象条件、廃棄物の特性、廃棄物の収集体制、地域の経済社会条件等を踏まえる必要があるので、地元の関係機関と連携して事前調査を行うことができた。

所在地

〒210-0828
神奈川県川崎市川崎区四谷上町10- 6
TEL:044-280-0035
FAX:044-288-5217

助成金額

平成26年度 2,770千円
複数年金額合計 5,793千円

助成の種類

一般助成
2年目
調査研究

課題

  • 都市ごみの不法投棄やセプティックタンクの管理不備による都市河川の水質汚染
  • 都市ごみ最終処分場の容量逼迫及び周辺環境悪化

活動内容

  1. 有機性廃棄物の資源化モデルプラントの概略設計に必要な基本調査の実施
    • ア. 社会的調査 (目標)合理的な生ごみの分別収集方法の選定、バイオガス・液肥の有効活用方法の選定
    •  
    • イ. 技術的調査 (目標)環境保全面、資源化面の双方から見た適正なメタン発酵技術の確立
  2. 同プラントの持続的運転管理に必要な関係機関への教育訓練
    • ア. メタン発酵技術の運転管理技術(目標)運転管理予定者を対象とした基本技術の教育訓練
    • イ. 生ゴミ分別技術(目標)コミュニティ・住民を対象にメタン発酵の基本知識の教育、具体的な分別技術の訓練

今後の課題

  • 廃棄物の収集対象区域を対象とした食品廃棄物の分別教育の実施体制の整備 (教育のための教材作成、マンパワー確保)
  • 液肥、バイオガスの利用先の確保
  • モデルプラントの設置場所及びその周辺の経済社会的条件を踏まえて、次年度に課題解決に向けた活動を行う

目次

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