助成について

ESDを活用した北陸における生物多様性保護等の推進

一般社団法人 大学コンソーシアム石川

活動地域 活動分野
北陸(富山県、石川県、福井県) 総合環境教育
イベント参加者数
約2,000人
ユネスコスクール増加数
38校
北陸ESD推進コンソーシアム参加団体
約120団体
目標達成度
95%
幼稚園プロジェクト:幼稚園児の里山体験
幼稚園プロジェクト:幼稚園児の里山体験

成果と工夫したポイント

里山教育等5 件のモデル単元計画が研修会等を通じ北陸のすべてのユネスコスクール(87校)に周知された。幼稚園里山プロジェクトは、2014年度石川県国公立幼稚園教育研究大会で石川県内の幼稚園に周知された。

所在地

〒920-0962
石川県金沢市広坂2 - 1 - 1
TEL:076-223-1633
FAX:076-223-1644
http://www.ucon-i.jp/

助成金額

平成26年度 1,489千円
平成25年度 4,009千円
平成24年度 4,022千円

助成の種類

一般助成
3年目
実践

課題

北陸では徐々にESD が進みつつあったが、断片的に里山体験等が行われているだけで、体系的に生物多様性について学ぶようなカリキュラムがかけていたため、モデルカリキュラム開発とその普及が課題であった。

目標

学校教育を中心とする生物多様性のモデルカリキュラム の開発と学校等の現場での実践を行い、その結果を公開授業や研修会、シンポジウム等を通じて北陸の多様なESD実施主体の間で共有すること。

活動内容

学校教育を中心とする生物多様性のモデルカリキュラム の開発と学校等の現場での実践を行い、その結果を公開授業や研修会、シンポジウム等を通じて北陸の多様なESD実施主体の間で共有すること。

達成できたこと

北陸における学校での自然教育、里山教育、生物多様性教育の核となるモデル単元計画が複数作成され、ユネスコスクール等多くの学校のカリキュラムに取り込まれた。幼稚園里山プロジェクトは、自然体験教育のあり方を見直すことにより、プロジェクト実施幼稚園のカリキュラムの変革、父兄の自然感に関する再教育、里山活動を通じた幼稚園と小学校との連携構築に大きく貢献した。他の幼稚園でもこのモデル導入の動きが生じている。

達成できなかったこと

基本的に当初目標としたことは全て達成した。残念であったことは、本活動は学校や教育委員会、ユネスコ協会等とは緊密に連携したが、企業との連携ができなかった点である。

今後の展望

開発されたモデル単元計画や幼稚園里山教育モデルの北陸での一層の周知と活用を図るとともに、他の重要課題(循環型社会形成等)についても同様な試みを行う。


目次

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