大気環境の情報館

ふんわりアクセル「eスタート」

環境にやさしい、ふんわりアクセル「eスタート」を心がけよう

(エコドライブ10のすすめ(1))

急発進や急な加速はエンジンに高い負荷がかかり、燃焼温度も上がるため、NOx、PM、CO2の排出量が増加してしまいます。おだやかにアクセルを 踏み込む、ふんわりアクセル「eスタート」は、エンジンの負荷を軽減してNOx、PM、CO2の排出量を低減します。

柔らかなアクセル操作が、環境を守る!
参考資料:省エネルギーセンター http://www.eccj.or.jp/

図1 ふんわりアクセル「eスタート」実施時と未実施時の走行モード例

ふんわりアクセル「eスタート」実施時と未実施時の走行モード例

注) エコドライブの場合は、おだやかに加速するため、緩やかな曲線を描いたグラフになりました。逆にノンエコドライブの加速の場合、急加速をするため最大速度が50km/hを超え、隆起の激しいグラフとなりました。

ふんわりアクセル「eスタート」を実践することで、どの程度排出量を低減できるかを調べました(図1)。その結果、ノンエコドライブの排出量を100%とすると、エコドライブではガソリン車でCO2が12%、ディーゼル車ではNOxが34%、PMが45%、CO2が21%低減することがわかりました(図2)。
スタート時にふんわりアクセル「eスタート」を心がけることで、環境にやさしい運転を実現できます。また、燃料消費も改善されるので、家計にもやさしい運転といえます。

図2 ふんわりアクセル「e スタート」による平均低減率

ふんわりアクセル「e スタート」による平均低減率

注1) ふんわりアクセル「eスタート」を実施しなかった時の排出量を100%とした場合の低減率です。
注2) 試験台数はガソリン車4台(軽乗用車、1.5L、2.5L、3.5L)、ディーゼル車6台(ライトバン、2t積2台、4t積2台、10t積)。
注3) ディーゼル車のグラフの値は、台数に応じた平均値です。
注4) ガソリン車のNOxとPMの排出量は微量のため、グラフ化していません。
注5) DPF(排気ガスに含まれる粒子状物質を減少させる装置)を装着したディーゼル車のPMの排出量は微量のため、グラフ化していません。

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