
物質が高温で燃えるときに発生する一酸化窒素が、大気中で酸化されて生成される気体。
高濃度で、呼吸器に好ましくない影響を与える。
人の健康を保護する上で望ましい基準として、1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であることと定められている。
(ppm=100万分の1。例えば、空気1m3中に1cm3の物質が含まれているような場合、その物質の濃度を1ppmという。)
各測定局の年間における1日平均値のうち、低い方から数えて98%目に当たる値を環境基準のゾーンの上限である0.06ppmと比較して評価を行っている。