ぜん息などの情報館

細気管支炎

下気道の末梢にある細い細気管支が冒された状態。2歳以下の小児と老人に多い。
小児ではRSウイルスが主な病原体で、細い気管支の粘膜が腫れ、分泌物がたまるので気道の閉塞を起こしやすい。鼻汁やせきが2~3日続き、やがてゼーゼーとぜん鳴を生じ、陥没呼吸、チアノーゼなど呼吸困難の症状を呈するようになる。多くは発熱を伴い、秋から冬にかけて多い。ぜん息と鑑別が必要である。
乳児や老人は重症化しやすい。

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