ぜん息などの情報館

ソフト3事業の概要

公害健康被害予防事業対象自治体では、気管支ぜん息、慢性気管支炎、肺気しゅの発症の予防、健康の回復・保持・増進を図るため、健康相談事業、健康診査事業、機能訓練事業を行っています。これらをまとめて「ソフト3事業」と呼び、環境再生保全機構はこれらの事業を行う地方公共団体に対し、助成を行っています。(参照:「機構のご案内」公害健康被害予防事業

健康相談

医師、保健師、栄養士等により、ぜん息等に関する相談、日常生活に関する相談にお応えしています。

健康診査

乳幼児を対象として問診や検査等を行い、ぜん息の発症防止のための適切な指導を行っています。

水泳教室

15歳未満のぜん息児を対象に、心身の鍛練などのために医師の健康管理のもと、専門の指導員により、水泳訓練を行っています。

水泳訓練がぜん息児に適している理由

ぜん息児にとって、継続的な運動は、基礎体力や心肺機能を高め、発作を軽減するなどぜん息の回復に効果があるとともに、体を動かす楽しさを与えたり、苦しさに耐えて運動能力を高めるといった克己心を育むなど、心理面にも効果があります。
このような心身の鍛練を行うためには、水泳、縄跳び、ジョギング等がありますが、このうち水泳は、全身運動であり、心肺機能を高めるだけでなく、以下の理由から発作が起こりにくく、ぜん息児の行う運動として特に適しています。

水泳訓練がぜん息発作を起こしにくい理由

  1. 温度、湿度の高い環境で行うこと
  2. 呼吸が規則正しく行われること
  3. ホコリの少ない環境であること

音楽教室

腹式呼吸を習得するために、専門の指導員により、吹奏楽器等を用いて音楽訓練を行っています。腹式呼吸は発作時に薬を使用することなく苦痛を緩和する方法として知られています。

ぜん息キャンプ

15歳未満のぜん息児を対象に、健康の回復・保持・増進を図るために、医師の健康管理のもと、専門の指導員により療養生活上の指導等を行うとともに、リハビリテーションの指導、レクリエーション活動等を行っています。

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