ぜん息などの情報館

公害健康被害予防事業研修

健康被害予防事業の従事者を対象に、最新の知識と技術を提供し、事業を効果的に実施するための人材を育成しています。

公害健康被害予防事業研修とは?

公害健康被害予防事業研修とは、公害健康被害の補償等に関する法律第68条第1号に基づき、地方公共団体において健康被害予防事業に従事している方を対象に、効果的な事業の実施に必要な知識や技術の習得を目的として行われる研修です。

講義

環境保健関係、環境保全関係それぞれの研修で、行政、医療、スタッフの立場など多様な側面から事業全体をカバーするため、専門家の先生をお迎えして、講義をしていただいています。
各講師に執筆いただいたテキストをもとに、パワーポイントやスライドなどを用いた90~120分の講義が行われます。

実技・演習

環境保健関係の研修では、気管支ぜん息の予防・緩和を目的とした理学療法・機能訓練の理解と実践のために、従事者等に発作時の対処方法、体操などの技術の習得体験を演習しています。

事例討論・ワークショップ

公害健康被害予防事業研修のさらなる推進のために現在行われている環境保健事業、環境改善事業などの事業実施にあたる問題点について、研修生に課題を持ち寄ってもらい、ディスカッションを行っています。各地方公共体共通の課題、また固有の課題が出され、研修生が課題を共有し問題解決に向けた取り組みを促す目的があります。また、こうしたディスカッションを通じて研修生同士の交流にも一役買っています。

見学

環境保健関係の研修では、事業の現場や病院、環境改善関係の研修では先進的な実験や実例を紹介し 、その現地を視察しております。

各種研修の概要・カリキュラム

このページの先頭へ