
これまでの感謝と未来への約束
ERCAは創立20周年
これまでの感謝を胸に、次の10年も国民の皆様に価値の高いサービスを提供できる組織を目指します。
これまでの感謝と未来への約束
ERCAは創立20周年
これまでの感謝を胸に、次の10年も国民の皆様に価値の高いサービスを提供できる組織を目指します。
独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)は2024年4月に創立20周年を迎えました。創立以来、一貫してERCAをご支援いただきました国民、環境省を始めとする国の機関、地方公共団体、産業界、NGO・NPO、医療機関、研究機関等の皆様に厚く御礼申し上げます。
ERCAは、「特殊法人等整理合理化計画」に基づき、旧公害健康被害補償予防協会(公健協会)及び旧環境事業団について、事業、組織の見直しが行われ、新たに「独立行政法人環境再生保全機構」として2004年4月1日に設立されました。ERCAはこの2つの組織の事業を継承し、2006年には石綿健康被害救済業務も加わり、良好な環境の創出と健全で豊かな環境の保全を図り、現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するとともに人類の福祉に貢献するというミッションの下、着実に事業を行ってまいりました。
一方で、環境問題は世界規模で越境化、負荷の増大、深刻化が進んでおり、解決のためには環境・経済・社会が一体となった取組が必要となっています。ERCAの事業についても、近年の環境問題の状況を反映して、2016年度に環境研究総合推進費の配分業務、2023年度には戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究推進法人となりサーキュラーエコノミーシステムの構築、2024年度から気候変動適応策として熱中症対策業務を開始し、2025年度からネイチャーポジティブ活動の促進業務の開始を予定しております。
今後も人の命と環境を守る基盤的取組を丁寧に実施して、不変の原点の追求を継続するとともに、時代の要請にも応え、国民の皆様のウェルビーイングの向上に向けて、環境・経済・社会の諸課題を解決するため、行政機関、研究機関、産業界、NGO・NPO等のステークホルダーとのパートナーシップを深め、事業の拡大や充実を進めてまいります。
20周年特別企画として刊行した「創立20周年記念誌」では、テーマを「ERCA20年の歩みと未来への約束」としております。誌面において役職員が「語る」ことを通じて、これまでのERCAの事業の歩みを振り返り、ステークホルダーの皆様への感謝の気持ちをお伝えするとともに、将来にわたって皆様や環境行政のニーズに応えられる組織であり続けることをお約束いたします。