令和7年度呼吸ケア・リハビリテーション手技実習会
概要
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の主な症状は咳、痰と呼吸困難であり、薬物治療は症状改善に有用でありますが、呼吸困難やそれに伴う日常生活動作の低下に対して呼吸リハビリテーションを行うことで更なる症状の改善を期待することができ、「COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン」においても、その有用性について言及されているところです。
独立行政法人環境再生保全機構(以下「機構」という。)では、公害健康被害予防事業対象地域において呼吸リハビリテーションを専門とする理学療法士等の能力を向上させ、呼吸リハビリテーションの普及を図ることを目的として、「令和7年度呼吸ケア・リハビリテーションスタッフ養成研修」をオンライン形式で実施しております。(研修の詳細はこちらをご確認ください。)同研修のコンテンツのうち、「呼吸ケア・リハビリテーションに係る手技」については、毎年研修生の皆様より、対面形式での実施を望む声が多く寄せられております。
このことを踏まえ、予防事業研修の内容の理解をより深めるために「令和7年度呼吸ケア・リハビリテーション 手技実習会」(以下、「実習会」という。)として、対面形式の実習会を開催します。
対象者
次の(1)~(3)のいずれかに該当する者とします。
- (1)公害健康被害予防事業に従事する理学療法士、看護師、保健師等(予定の者を含む。)
- (2)自治体の保健事業に関わる医療・保健指導従事者で、自治体の責任において特に参加させることが必要と認められる者
- (3)一般社団法人日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医又は呼吸器指導医の下で、COPD患者への呼吸リハビリテーションに取り組んでいる者(予定の者を含む。)
主催
独立行政法人環境再生保全機構
日時及び場所
- 【第1回】関西会場
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日時:令和7年8月29日(金) 14時~17時
場所:神戸駅前研修センター 307号室
〒650-0027
兵庫県神戸市中央区中町通2-3-1 SK HOTEL神戸駅前内
アクセス:https://f-road.co.jp/kenshu/kobe/about/#access
(外部サイトへリンクします。)
- 【第2回】関東会場
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日時:令和7年9月26日(金) 14時~17時
場所:ステーションコンファレンス川崎 Room A+B+C
〒212-0014
神奈川県川崎市幸区大宮町1番地5 カワサキデルタ JR川崎タワーオフィス棟3階
アクセス:https://kawasaki.tstc.jp/access/?utm_source=ad&utm_medium=cpc&gad=1&gclid=EAIaIQobChMIj8yQjOzvgAMVztUWBR0dHQNIEAAYASABEgKZZ_D_BwE
(外部サイトへリンクします。)
- 【第3回】九州会場
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日時:令和7年10月17日(金) 14時~17時
場所:福岡国際会議場 4階:411、412号室
〒812-0032
福岡県福岡市博多区石城町2-1
アクセス:https://www.marinemesse.or.jp/congress/access/
(外部サイトへリンクします。)
定員
各回30名
プログラム(各回共通)
時間 |
内容 |
講師 |
13:30 |
受付開始 |
|
14:00~14:15 |
予防事業の概要と目的【講義】 |
独立行政法人環境再生保全機構 |
14:15~14:35 |
呼吸ケア・リハビリテーションについて【講義】 |
びわこリハビリテーション専門職大学
リハビリテーション学部 理学療法科
教授 千住 秀明 先生 |
14:35~14:40 |
部屋移動 |
14:40~16:40 |
身体初見の取り方と呼吸リハビリテーション基本手技【実習】 |
びわこリハビリテーション専門職大学
リハビリテーション学部 理学療法科
教授 千住 秀明 先生 |
16:40~16:55 |
質疑応答 |
16:55~17:00 |
事務連絡等 |
申込方法
参加を希望する場合は申込フォームより、必要事項を入力して申し込みください。
申込期間
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① 関西会場:令和7年6月16日(月)~8月18日(月)
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② 関東会場:令和7年6月16日(月)~9月16日(火)
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③ 九州会場:令和7年6月16日(月)~10月6日(月)
参加費用
実習会への参加は無料です。ただし、会場までの旅費及び宿泊費等は参加者の負担となります。
申込にあたっての注事事項
- 申込多数の場合は、機構にて実習会への参加可否を決定いたします。そのため、申込期間終了後の機構からの通知をもって、参加決定といたします。なお、定員を上回る申込があった場合は、勤務先の自治体又は医療機関等(訪問看護ステーション、介護施設を含む。)の所在地が公害健康被害予防事業対象地域
(PDF、448KB)の自治体又はその都府県にある者を優先します。なお、申込み状況によっては申込期間より早めに募集を終了させていただく場合があります。
- 実習会当日は、動きやすい服装で参加してください。また、持ち物として、聴診器、バスタオル(枕として代用を予定)を持参してください。聴診器を用意できない場合には、申込フォームよりその旨を回答してください。
- 手技については、男女別にいくつかのグループに分かれ、実習を行うため、ペアとなった参加者及び講師が身体に触れる場合があります。
- 参加にあたっては、実習会の内容との相互理解を深めるため、別途機構がオンラインで実施している令和7年度予防事業研修「呼吸ケア・リハビリテーションスタッフ養成研修」の受講を推奨いたします。ただし、同研修を受講していなくとも、実習会への参加は可能です。研修の詳細はこちらをご確認ください。
- 本実習会の修了者は、参加者自身のスキル向上だけではなく、地域や医療機関での呼吸リハビリテーションの普及等に努めてください。
- 本実習会の修了者は、機構が別途設置する「予防事業人材バンク」に登録することができます。登録した者には、地方公共団体が行う「呼吸リハビリテーション教室」等の講師、補助スタッフ等として協力を依頼する場合があります。
【主催者・お問い合わせ先】
独立行政法人環境再生保全機構 予防事業部事業課 実習会担当:佐藤、佐々木
〒212-8554
神奈川県川崎市幸区大宮町1310番 ミューザ川崎セントラルタワー 8階
TEL:044-520-9570 E-mail:hoken@erca.go.jp