
近年、ぜん息・COPDの治療は吸入薬による薬物療法が中心で、患者自身が薬について正しく理解し、吸入を適切に行うことで、治療効果が十分に発揮され、コントロールを良好に保つことができるようになりました。
吸入による治療効果を高めるためには、医師・薬剤師・看護師等から適切な吸入指導がなされることと、患者自身の薬の正しい理解と、繰り返しの学習による吸入手技の習得が必要とされています。
そこで、当機構ではアレルギー専門医の監修を受け、最新の診療ガイドラインに則り、治療薬に関する知識と吸入薬の吸入方法をご家庭で学べるよう、各吸入器の吸入方法を収載したDVDと吸入方法一覧、ぜん息・COPDの治療薬一覧を掲載したポスターを制作しました。
医療や保健指導における患者教育の資料として、また、家庭における学びの教材としてご活用いただければ幸いです。
本DVDに収載している動画は機構ホームページでもご覧いただけます。
東田 有智 (近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科 教授)
堀口 高彦 (藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学Ⅱ講座 教授)
近藤 りえ子(藤田保健衛生大学医学部呼吸器内科学Ⅱ講座 客員准教授)
ポスター:A2(両面)
DVD:全2時間5分
平成27年3月