大気環境の情報館

環境省の発足と大気汚染対策

環境省の発足と大気汚染対策

わたしたち人間が生きていくために必要不可欠な大気を、これ以上よごさないために、現在、さまざまな取り組みや運動が行われています。地球温暖(おんだん)化問題や廃棄(はいき)物の問題は、「たくさん作って、たくさん使って、たくさん捨(す)てる」社会に根ざしていることに原因があるとされています。それを「環境(かんきょう)にやさしいものを、必要なだけ購入(こうにゅう)する(グリーン購入(こうにゅう))」社会へと変革するため、2000年にいわゆる「グリーン購入法(国等による環境(かんきょう)物品等の調達の推進(すいしん)に関する法律(ほうりつ))」が制定されました。

2001年には「環境(かんきょう)省」が発足。これまでの環境(かんきょう)庁の仕事を引きつぐとともに、大気汚染(おせん)対策(たいさく)や公害健康ひ害者への補償(ほしょう)などの仕事を、統一して行えるようになりました。また、「アスベスト」という新たな健康ひ害への対応も開始し、仕事以外でアスベストを吸(す)った健康ひ害者に対しても、すき間のない救済(きゅうさい)を行うことになりました(「石綿健康ひ害救済(きゅうさい)法」)。

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