大気環境の情報館

光触媒による窒素酸化物分解建材の実用化に関する調査

光触媒による大気浄化システム

光触媒は、光の作用によって物質を分解したり合成したりします。日用品にも多く使用されている二酸化チタンは、この光触媒の一種で、光によって窒素酸化物(NOx)等の大気汚染物質を分解することが知られています。

例えば、この二酸化チタンを建物の外壁等の応用することができると、これを張り付けた建物は、太陽の光だけで周囲の汚れた空気を浄化してくれることのなります。

光触媒によるNOx浄化のしくみ

光触媒によるNOx浄化のしくみ

幹線道路沿線に設置したNOx浄化建材パネル(実験中)

幹線道路沿線に設置したNOx浄化建材パネル(実験中)

今後は、この光触媒を塗布した新しい建材が、道路沿道の大気汚染対策として、建物の外建材、道路(歩道)の敷石。遮音壁、トンネル等、様々なところで活用されることが期待されています。

幹線道路沿線に設置したNOx浄化建材パネル(実験中)

光触媒による窒素酸化物分解建材の実用化に関する調査に係る調査研究レポートをPDFで紹介しています。

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